ヤフーとリクルートは2日、インターネットにおける旅行関連サービスを共同展開することで基本合意したと発表した。
まずは、ヤフーの旅行サービス「Yahoo!トラベル」および「Yahoo!ビジネストラベル」から、リクルートの国内宿泊予約サービス「じゃらんnet」の契約宿泊施設を予約できるようにする。これにより、Yahoo!トラベルから予約可能な国内の宿泊施設数は従来の約8,500施設から約15,000施設に増加する。9月にプレサービスを開始し、2006年1月に本サービスを開始する予定だ。
ビデオリサーチインタラクティブの調査によれば、Yahoo!トラベルとじゃらんnetの6月の月間利用者数は合計310万人になるという。ヤフーとリクルートでは、さらに協力体制を推し進めることで「契約宿泊施設数、顧客数ともに国内最大級のインターネット旅行関連サービスが誕生する」としている。
また、時期は未定だが、海外旅行分野でも提携サービスを展開する考えだ。Yahoo!トラベルと、リクルートの海外旅行情報サイト「AB-ROAD.net」の業務提携を検討する。
なお、ヤフーとリクルートの協業事業としては、2004年10月にスタートした求人情報サービスの「Yahoo!リクナビ」がある。今回の合意は、両社の協業体制を旅行分野にも拡大したものとなる。
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ニュースリリース
http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2005/0802.html
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( 永沢 茂 )
2005/08/02 17:16
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