アドビシステムズは16日、Adobe AcrobatおよびAdobe Readerのセキュリティアップデートファイルを公開した。対象製品はAdobe Acrobat 7.0~7.0.2/6.0~6.0.3、Adobe Reader 7.0~7.0.2/6.0~6.0.3/5.1で、Windows版とMacintosh版とも対象となる。アドビシステムズではユーザーに対してアップデートを推奨している。
発見された脆弱性は、Adobe AcrobatおよびAdobe Readerの一部に含まれるプラグインについて、悪意のあるファイルを開いた場合にバッファオーバーフローが引き起こされる恐れがあるもの。これにより、アプリケーションのクラッシュや任意のコードを実行される危険性があるという。
アドビシステムズでは、発見された脆弱性を修正するアップデートファイルを公開した。アップデート後のバージョンは「7.0.3」または「6.0.4」となる。Adobe AcrobatおよびAdobe Readerの「Update Manager」機能を利用して自動的にアップデートが行なえるほか、Webページからアップデートファイルをダウンロードしてインストールする方法も利用できる。
関連情報
■URL
サポートデータベース
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?226798+002
ダウンロードページ
http://www.adobe.co.jp/support/downloads/main.html
( 三柳英樹 )
2005/08/18 15:31
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