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独政府、有権者の政党選択を“手助けする”サイト開設


 日本と同様、9月に総選挙を迎えるドイツだが、ドイツ政府は今回、有権者が政党を選択するための指針となるサイトを開設した。その名も「Wahl-O-Mat」。開設したのは、連邦政府の一部門である政治教育局(BpB)だ。

 Wahl-O-Matでは、5政党(社民党、CDU/CSU、連合90/緑の党、自民党、左翼党)の政策のうち、どの政策が自分の考えに近いかを自動的に判定する。何ら恣意は加えておらず、30項目の政策テーマに対して「同意」「中立」「反対」を選択していくだけで、どの政党の政策の傾向に近いか判定するという。

 サイトの開設は実は今回が2回目となる。前回選挙の2002年に同様のサイトを開設したところ、360万回使用され、役に立ったとの評価が得られた模様だ。以降、州政府や欧州連合レベルの選挙でも使用されているという。なお、ソフトウェア自体は、1998年にすでにオランダで開発されていたものを採用している。


関連情報

URL
  Wahl-O-Mat(独文)
  http://www.wahlomat.de/bundestagswahl2005/main_app.php


( Gana Hiyoshi )
2005/08/29 15:48

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