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みずほ銀行、顧客情報47,301人分を紛失~内部で誤って廃棄の可能性


 みずほ銀行は30日、口座番号や取引金額などの顧客情報が記載された内部管理資料の保管状況について調査を実施したところ、資料の一部を紛失していることが判明したことを公表した。

 紛失した資料の概要は、該当支店数450店、顧客数47,301人で、顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、取引金額などが記載されている。内訳は、預金元票などのCOM(専用機を用いて閲覧する小さなフィルムネガのような内部資料)が35,557人分、カードローン関係申込書類が9,647人分、還元計表が890人分、口座振替依頼書が881人分、非課税貯蓄申告書(銀行控)が326人分。

 みずほ銀行では、現時点で紛失物は発見されていないが、内部調査で不正持ち出しの形跡が認められないことから、行内で誤って破棄した可能性が高く、外部への情報漏洩は極めて低いと考えているとしている。また、この件について、顧客からの照会やみずほ銀行に対する不正要求などの問題となる事象は生じていないという。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2005/pdf/news050830.pdf

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( 三柳英樹 )
2005/08/30 19:38

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