マイクロソフトは、Windows XPを何度もスタンバイから再開すると最終的にCPU使用率が100%に達し、PCが応答しなくなる問題を技術情報「903737」として公表した。VPN接続を受け付ける設定の場合に発生する可能性があるという。なお、Windows XPの初期設定ではこの問題は発生しない。
この問題は、VPN接続のような着信接続を受け付ける構成のPCにおいて、Windows XPを複数回スタンバイから再開すると、Svchost.exeプロセスによるCPU使用率の割合が増加するというもの。最終的にCPU使用率が100%に達し、PCが応答しなくなる場合がある。
マイクロソフトでは、この問題を修正するプログラムを「Microsoft Product Support Services」で提供している。なお、この修正プログラムを適用するには、Windows XP SP2がインストールされている必要がある。
関連情報
■URL
技術情報「903737」
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;903737
( 鷹木 創 )
2005/09/01 19:31
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