セキュリティベンダーの英Sophosは5日、ハリケーン「カトリーナ」被災者のための寄付を募る赤十字社のサイトを装い、寄付金を騙し取ろうとするフィッシング詐欺について警告した。
Sophosによれば、このフィッシング詐欺のメールには本物のように見える赤十字のロゴと画像が用いられており、ハリケーンの被災者支援のための寄付サイトと称するリンクが張られている。このリンク先が、米国赤十字社の寄付サイトを装った偽のサイトになっている。
本物の赤十字社のサイトでは、寄付の方法として電話や郵送などの方法が紹介されているのに対して、偽のサイトではオンライン寄付の方法しか用意されていないといった違いがあるという。Sophosでは、一方的に送りつけられてきたメールに対して注意するよう呼びかけている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/spaminfo/articles/redcrossphish.html
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( 三柳英樹 )
2005/09/06 18:45
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