東京三菱銀行とUFJ銀行は15日、あわせて約12万2,000件分の顧客情報を含むマイクロフィルムやコムフィッシュなどを紛失したことを明らかにした。両行とも誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏洩の懸念は極めて低いとしている。
2006年1月に合併する両行では、内部管理資料の保管状況を点検。その結果、東京三菱銀行は99支店で約5万1,000件分、UFJ銀行は約71,000件分の顧客情報を紛失したことが判明した。
紛失したのは、フィルム状の媒体に微細文字を焼き付けてデータを保存するコムフィッシュやマイクロフィルムで、主に顧客名、口座番号、預金残高が記録されていた。
関連情報
■URL
東京三菱銀行のニュースリリース(PDF)
http://www.btm.co.jp/press/news2005/pdf/news237.pdf
UFJ銀行のニュースリリース(PDF)
http://www.ufjbank.co.jp/news/investor/20050915.pdf
( 増田 覚 )
2005/09/16 15:00
- ページの先頭へ-
|