米SANS Instituteは、21日ごろにトロイの木馬が含まれた韓国語版のMozilla SuiteとThunderbirdが配布されていた恐れがあるとして注意を呼びかけた。
SANSでは当初、韓国内の特定サイトに、トロイの木馬が仕掛けられた韓国語版Mozilla Suite 1.7.6 for LinuxとThunderbird 1.0.2 for Linuxがあったとしていた。ところが23日になって、この“悪のバージョン”がMozillaの公式FTPサイトでも確認されたと追記している。
悪のバージョンをインストールすると、バックドアを含む悪意のプログラムを仕込まれる恐れがある。SANSでは、韓国語版MozillaやThunderbirdをダウンロードもしくはインストールしたユーザーに対して、MD5やSHA-1のハッシュ値を検証するよう勧めている。
関連情報
■URL
SANS Instituteの報告(英文)
http://isc.sans.org/diary.php?storyid=693
( 鷹木 創 )
2005/09/26 19:44
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