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Linux版の脆弱性などを修正した「Thunderbird 1.0.7」日本語版が公開


 Mozilla Japanは1日、メールソフトの新バージョン「Thunderbird 1.0.7」日本語版を公開した。対応OSはWindows Server 2003/XP/2000/NT 4.0/Me/98、Mac OS X、Linuxなど。

 Thunderbird 1.0.7では、Linux版に発見された、コマンドライン経由で起動した場合に任意のコマンドを実行される恐れのある脆弱性を修正。また、複数のセキュリティ修正や安定性向上のための修正を行なっており、Mozilla Japanでは最新版へのアップデートを推奨している。なお、Thunderbirdは国際化ドメイン(IDN)を使ったホスト名の処理を行なっていないため、Firefox 1.0.7で修正されたIDNバッファオーバーフローの脆弱性の影響は受けない。

 このほか、Thunderbirdのヘルプメニューからオンラインサポート情報を参照すると、誤って古いURLが設定されているためページが表示されない問題を発表。製品概要ページで実際のサポート情報のURLを掲載している。さらに、キングソフトが提供するウイルス対策ソフト「キングソフトインターネットセキュリティ2006」をインストールすると、Thunderbirdでメールを受信できなかった問題について、最新のパターンファイルで修正されたことも発表している。


関連情報

URL
  Thunderbird
  http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/

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( 増田 覚 )
2005/10/03 17:00

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