トレンドマイクロは11日、ポータブルゲーム機「ニンテンドーDS」を標的にした悪質なソフトウェア「TROJ_DSBRICK」を警告した。「TROJ_DSBRICK.A」と「TROJ_DSBRICK.B」の2種類の亜種を確認しており、危険度については最も低い「僅少」としている。
TROJ_DSBRICKは、ユーザーが作成したプログラムが動作するように特別な改造を施したニンテンドーDSをターゲットにした悪質なソフトウェアで、起動した場合にはニンテンドーDSが起動できなくなる可能性がある。
通常のニンテンドーDSには影響はなく、ユーザーがこれらの悪質なソフトウェアをインターネットからPCでダウンロードし、何らかの方法でニンテンドーDSにプログラムを送り込んで起動させた場合にのみ問題となる。これらのファイルは、「r0mloader.zip」や「taihen.zip」といったファイル名でインターネット上で配布されたことが確認されているという。
関連情報
■URL
TROJ_DSBRICK.Aに関する情報
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ_DSBRICK.A
TROJ_DSBRICK.Bに関する情報
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ_DSBRICK.B
■関連記事
・ Symantec、PSPを起動不能にする「Trojan.PSPBrick」を警告(2005/10/07)
( 三柳英樹 )
2005/10/13 15:10
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