カーナビ主要メーカーや自動車メーカーなどで構成される「iフォーマット・フォーラム」は17日、地図データの「差分更新フォーマット」の標準化に着手したと発表した。
iフォーマット・フォーラムは、インクリメントP、クラリオン、ザナヴィ・インフォマティクス、パイオニア、三菱電機の5社が幹事となって2001年10月に設立した非営利団体。位置情報事業、テレマティクス事業の発展を支援する組織として、カーナビ主要メーカーや自動車メーカー、その他関連団体などにより構成される。
今回、標準化に着手した差分更新フォーマットは、地図データのうち更新された一部のデータだけを提供することで、ユーザーの手元にある地図の更新を可能とするフォーマット。全ての地図データを一度に変更する必要があった従来の方式に比べ、一部の情報のみが更新できることでデータ容量が小さくなり、携帯電話や無線LANなどを経由した地図データの更新や、小型のメモリカードによる更新などが容易に行なえるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iformat.org/japan/release-20051017.html
iフォーマット・フォーラム
http://www.iformat.org/
( 三柳英樹 )
2005/10/17 13:55
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