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OpenOffice.org 2.0 RC3の画面
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フリーのオフィスソフトを開発するオープンソースコミュニティのOpenOffice.orgは17日、「OpenOffice.org 2.0」の新たなリリース候補版(RC3)を公開した。日本語版も公開されており、Webから無料で入手できる。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/NT 4.0、Linux、Solaris、FreeBSDなど。
OpenOffice.orgはオープンソースによる開発が行なわれているオフィスソフトで、ワードプロセッサ(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)などの各種ソフトが統合されている。新バージョンのOpenOffice.org 2.0では、オープンスタンダードなファイル形式である「OASIS OpenDocument XML」を標準のファイル形式として採用したほか、Microsoft Officeとの互換性を高める改良などを行なっている。
OpenOffice.org 2.0は、9月29日に最初のリリース候補版となるRC1を公開、10月10日にRC2を公開したが、正式版としてのリリースには至らず、新たに修正を行なったRC3を公開した。現時点ではRC3が正式版となるかは決定していないため、製品としての配備や業務での利用については従来バージョン(OpenOffice 1.1.5)の利用が推奨されている。
関連情報
■URL
OpenOffice.org 2.0 RC3 ダウンロードページ
http://ja.openoffice.org/download/2.0/index_rc.html
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( 三柳英樹 )
2005/10/17 16:03
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