ジャストシステムは17日、ワープロソフト「一太郎」などの機能に関する特許権をめぐって松下電器産業と争っていた訴訟について、ジャストシステムの勝訴が確定したと発表した。
この訴訟は、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」とグラフィックスソフト「花子」に搭載されていたバルーンヘルプを表示する“マウスマーク”の機能が特許侵害にあたるとして、松下電器産業が両ソフトの販売差し止めなどを求めていたもの。
松下電器産業は、9月30日に知的財産高等裁判所で下されたジャストシステム側勝訴の判決を受け入れ、上告しない方針であることを認めていた。上告期限である10月14日までに松下電器産業が上告を行なわなかったため、判決が確定した。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.justsystem.co.jp/msg/
■関連記事
・ 「一太郎」のアイコン訴訟、松下電器が上告をしない方針を表明(2005/10/11)
( 増田 覚 )
2005/10/17 16:34
- ページの先頭へ-
|