NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は19日、法人向けネット接続サービス「InfoSphere IP」において、FOMAによる接続に固定IPアドレスを付与するサービスなどのサービスラインナップの強化を発表した。サービス提供は11月1日から開始する。
InfoSphere IPのダイヤルアップ接続サービスについては、FOMAでのパケット通信接続時に固定IPアドレスを付与する「FOMAコース IP1タイプ」を追加する。月額基本料は2,100円。同様のサービスはすでに@FreeDとAIR-EDGEを利用した接続にも提供しており、IPアドレスを元にした接続制限などに利用できるとしている。
フレッツ接続サービスについては、NTT西日本が提供する「フレッツ・光プレミアム」に対応したコースを新設する。月額基本料は、IPアドレスが固定されない「ダイナミックタイプ」が3,990円、IPアドレスを1個付与する「IP1タイプ」が9,975円、IPアドレスを8個付与する「IP8タイプが」17,850円。
また、フレッツ接続サービスのオプションとして、ユーザー側のネットワーク機器の正常性監視を外部から行なう「Ping監視サービス」を提供する。Ping監視サービスは、InfoSphereの監視システムから、ユーザー側のルーターなどの接続機器に対して定期的にPingを送信し、監視を行なうサービス。料金はフレッツ接続サービスのIPSecルータサービスを契約しているユーザーの場合は無料、それ以外のユーザーの場合は月額315円。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttpc.co.jp/press/html2005/20051019_1.html
( 三柳英樹 )
2005/10/19 17:36
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