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エンドユーザーのモラルも判定、NTT東日本など3社がセキュリティ診断


 NTT東日本、日本テレマティーク(NTI)、ラックの3社は20日、NTT東日本のセキュリティソリューション「セキュリティ総合診断サービス」に「ログ収集による内部セキュリティ診断サービス」「セキュリティホールスコア診断サービス」「エンドユーザモラル/PC環境診断サービス」の3メニューを追加すると発表した。21日から提供する。

 新メニューのうち、NTT東日本とNTIの協業で提供するのは「ログ収集による内部セキュリティ診断」「セキュリティホールスコア診断」の2つ。「ログ収集による内部セキュリティ診断」は、エンドユーザーのクライアントログを収集するサーバーを社内に設置し、クライアントPCの使用傾向や重要情報の取り扱い傾向などを分析し、不正ソフトや共有ファイル、Webブラウザ、メールの利用状況などを診断する。診断期間は約1カ月で、価格は52万5,000円~。

 「セキュリティホールスコア診断」は、各種サーバーに対するセキュリティ修正プログラムの適用状況や、クライアントPCに搭載されたOSのアップデート状況、ルータやファイアウォールのセキュリティホールの確認など、ネットワーク全体に関するセキュリティ対策の度合いを診断する。診断期間は約1日で、価格は47万2,500円~。

 「エンドユーザモラル/PC環境診断」はNTT東日本とラックが協業して提供する。パッチ適用やウイルス対策、セキュリティ規定の遵守などの状況といったクライアントPCのセキュリティレベルを診断する。また、情報セキュリティ対策の課題解決と指針を示した診断レポートも提供するという。診断期間は約1カ月で、価格は42万円~。

 3社ではこれらのセキュリティ診断サービスの結果をもとに、NTT東日本が提供する情報セキュリティソリューション「SeCIO」のメニューから、最適なセキュリティソリューションの導入ステップを提案するという。


関連情報

URL
  NTT東日本のニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0510/051020.html
  ラックのニュースリリース(PDF)
  http://www.lac.co.jp/news/pdf/20051020.pdf


( 鷹木 創 )
2005/10/20 17:53

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