JPNICは24日、APNICの逆引きネームサーバーシステムに不具合が発生し、一部のIPアドレスについてDNSの逆引きが利用できなくなる障害が発生したと発表した。
今回の障害は、23日の午前1時15分から午後10時まで発生し、逆引きゾーンの管理をAPNICが行なっているIPアドレスについて、DNSの逆引きが利用できなくなった。逆引きゾーンをJPNICが管理しているIPアドレスについては障害は発生せず、またAPNICのシステムも現在は正常に復旧している。
DNSで「internet.watch.impress.co.jp」といったホスト名からIPアドレスを検索することを「正引き」と呼び、逆にIPアドレスからホスト名を検索することを「逆引き」と呼ぶ。Webへのアクセスやメールの送信など、通常用いられるのはほとんどがDNSの正引きで、DNSの逆引きはアクセスログに残ったIPアドレスからホスト名を割り出すといった管理用途などで用いられている。
JPNICでは、障害期間中に起こった事象について、気付いた点や不明な点がある場合には、JPNICの問い合わせ窓口まで連絡を呼びかけている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2005/20051024-01.html
( 三柳英樹 )
2005/10/25 15:21
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