米VideoEggは25日、米Six Apartと提携し、ブログサービス「TypePad」にビデオブログ機能を追加したと発表した。TypePadアカウントを保有しているユーザーは、両社が共同で設置したサイトを通じてすぐにVideoEggのビデオブログ機能を利用できる。
VideoEggは、複雑なビデオ編集ソフトを使用したりエンコーディングフォーマットや対応プレーヤーに気を使うことなく、簡単にビデオをアップロードできる「VideoEgg Publisher」によってビデオブログの手間を大幅に減らすことに成功した。VideoEgg Publisherを使ってアップロードされたビデオは、Flashで開発された「VideoEgg Player」によって再生されるため、ビデオブログを見る人はWindows Media Playerなどのプレーヤーを起動する必要がない。
TypePadのユーザーは自分のアカウントでログインし、VideoEgg Publisherを使ってビデオブログのエントリーを作成し、通常と同じように投稿するだけで自分のビデオブログエントリーを作成できる。
現時点でVideoEggで作成できるビデオブログの長さは2分間に制限されている。VideoEgg Publisherがサポートしているエンコードフォーマットは「.3GP」「.AVI」「.MPG4」など10種類と多岐に渡るが、DVDなどで使われている「MPEG-2」だけはサポートしていない。また、VideoEgg PublisherはWindows XP/2000でのみ動作し、Mac OS Xでは動作しないことに注意が必要だ。対応しているブラウザはInternet Explorer 5.0以上、Firefox 1.0以上、Opera 7.0以上など。投稿したビデオはVideoEggにホスティングされ、TypePadにポインターが用意される形式になるため、TypePadアカウントのディスク容量に影響を与えないこともメリットの1つだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.videoegg.com/PressRelease102505.html
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・ 写真と同じように動画をアップロードできる「VideoEgg Publisher」(2005/09/20)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/10/26 13:57
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