Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

リコー、機密情報保護CD-Rメディアの新製品「CryptDisc Ver.2」


 リコーは31日、データを暗号化して記録する機密情報保護CD-Rメディアの新製品を11月9日に発売すると発表した。暗号化鍵・復号化鍵を発行するための「CryptDisc Ver.2 鍵発行ソフトウェア」が3,150円、CD-Rメディア「CryptDisc Ver.2」が50枚パックで88,200円、500枚パックで672,000円など。Windows XP/2000/Me/98SEに対応する。

 CryptDiscは、ハイブリッドCD-RのCD-ROM部分に暗号化・復号化ソフトを搭載し、CD-R部分に書き込むデータの暗号化を行なう製品。復号化鍵をUSBメモリなどに記録してディスクと別に管理することで、ディスクの紛失による情報漏洩を防止できるとしている。ディスク自体の複製を防ぐコピーガード機能も備える。CD-Rメディア自体にセキュリティ機能を組み込んでいるため、データの送り手と受け手が別途アプリケーションを導入することなく消耗品感覚で利用できるのが特徴だという。なお、暗号化・復号化ソフトは米連邦情報処理規格「FIPS 140-2」に適合している。

 新製品のCryptDisc Ver.2では、操作や管理の使い勝手を向上させた。まず、ディスクに記録したファイルを、いったんHDDにコピーすることなく、直接開けるようになった。また、復号化鍵の保存先が、従来のUSBメモリだけでなく、任意のメディアに対応した。さらにディスクの初期化とデータ書き込みを連続して行なえるようになっている。


関連情報

URL
  「CryptDisc」製品概要
  http://www.ricoh.co.jp/cryptdisc/

関連記事
リコー、暗号化ソフトを内蔵した機密情報保護CD-R「CryptDisc」発売(2005/03/01)


( 永沢 茂 )
2005/10/31 21:00

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.