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DTIのIP電話がフュージョンとの連携で不具合、新規顧客が利用できず


 ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、10月1月以降に申し込みを受け付けた新規契約者向けのIP電話サービスが11月2日になっても利用できない状況であることを明らかにした。約800件の新規契約者に影響が出ているが、既存ユーザーのサービス利用に影響はない。

 利用できないのはIP電話サービスの「DTIフォンひかり」と「DTIフォン-FC」。DTIによれば、フュージョン・コミュニケーションズとDTIのシステム連携に不具合が生じており、IP電話アカウント情報の発行や再発行ができない状況だという。

 また、影響を受けている新規契約者には「開通する前のステータスで止ってしまっている」(DTI)などの理由により、Webサイト上の解約ページからは申し込みを取りやめることができない場合もある。解約ページにアクセスできないユーザーは「カスタマサポートの電話受付か、サイト上の問い合わせフォームから伝えてほしい」としている。

 なお、DTIでは、この問題に関して「お詫び」を10月25日に公表していた。その際のサービス提供時期は「来週以降になる予定」としていたが、11月2日時点で同社に確認したところ、7日以降にずれ込む見込みだという。

 DTIは10月1日に、旧DTIの「DREAM TRAIN INTERNET」とパワードコムから引き継いだ「Powered Internet(POINT)」を統合。しかし、10月4日付でPOINTユーザーの契約情報を統合する作業でも不具合を公表し、これがフュージョンとのシステム連携における不具合の遠因にもなった。なお、現在でもDTIのオンライン手続きサービス「DTIオンライン・コンシェルジュ」では、IP電話サービス関連をはじめ一部項目が利用できない状態が続いている。


関連情報

URL
  IP電話サービス利用不可に関するお詫び
  http://www.dti.ne.jp/support/doc_delay.html#phone
  ユーザーへの影響について
  http://www.dti.ne.jp/support/0abj.html

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( 鷹木 創 )
2005/11/02 18:27

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