アップルコンピュータは16日、iPodの国内シェアが約60%に拡大したと発表した。11月7日から13日にかけて全国の主要PC専門店、家電量販店のPOSデータを集計したBCN(Business Computer News)の調査によるもの。iPod、iPod nano、iPod shuffleの合計値となっている。
8月に日本版iTunes Music Storeをオープンして以来、アップルでは9月に厚さ6.9mmのiPod nano、10月にはMPEG-4/H.264の動画再生に対応した第5世代のiPodを続けざまに発表し、それぞれヒットを記録している。
WebBCNランキングの道越一郎編集長は「9月以降、5割を超える販売シェアを維持しているアップルは、日本の携帯オーディオ市場で、今や『唯一の勝ち組』」とコメント。2005年の年末商戦で「数字をさらにどこまで伸ばすのか、大いに注目している」と述べた。
なお、日本版iTunes Music Storeでは、100万曲を超える楽曲と1,000種類の動画コンテンツ、11,000冊のオーディオブックや25,000種類のPodcastingを提供。また、1,000種類以上のiPod専用アクセサリが提供され、iPodを取り巻くビジネスも一層の活況を呈しているという。
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iPod nano
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MPEG-4/H.264の動画再生に対応した第5世代のiPod
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2006/nov/16ipoditunes.html
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( 鷹木 創 )
2005/11/16 21:27
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