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Googleローカルに店舗の詳細追加、オーナーが情報を登録できるサービスも


「詳細」タブ で営業時間やクレジットカード使用の可否などを参照可能
 グーグルは17日、地域情報検索サービス「Googleローカル」の検索結果に、店舗の営業時間やクレジットカード使用の可否などの詳細情報を表示する機能を追加した。

 Googleローカルは、検索キーワードの入力フィールドが2つあるのが特徴で、1つにはキーワード、もう1つには場所を入力する。例えばキーワードに「ラーメン」、場所に「渋谷」と入力すると、渋谷周辺のラーメン店などをリストアップ。地図上に各店舗の位置をプロットするほか、住所や電話番号などの情報もバルーン表示される。

 今回の機能強化では、バルーン表示に「詳細」タブが追加された。詳細情報が登録されている店舗については営業時間、クレジットカード使用の可否、定休日、客室数などを表示する。例えば、カラオケ店を検索した場合は、ドリンク持ち込みの可否、定休日、個室の有無と室数、「Cyber DAM」や「Hyper Joy」など通信カラオケの種類、ユーザーレビューなどを参照できる。これらの詳細情報は「ぐるなび」「るるぶ.com」、バンダイネットワークスの口コミサイト「アスクユー」など6つのサービスから提供を受けている。

 このほかグーグルでは、店舗のオーナー側からGoogleローカルに情報を登録できるサービス「Googleローカルビジネスセンター」を11月上旬に開始した。これにより、店舗や企業は無料でGoogleローカルの検索結果にサービスの詳細を表示できるようになる。Googleローカルビジネスセンター経由で登録された情報は、緑色のテキストで「経営者より提供」と明記して区別される。

 情報を登録するにはまず、Googleローカルビジネスセンターの登録サイトで必要な情報を入力する。その後、グーグルからPINナンバー(暗証番号)を記載した封書が届くので、PINナンバーを登録サイトで入力することで住所や登録内容を確認するという仕組みだ。この手続きが完了後、入力した情報は数週間でGoogleローカルの検索結果に反映されるという。情報は、Googleモバイルのローカル検索にも連動される。

 なお、Googleローカルビジネスセンターに登録した情報は、Googleローカルに追加掲載または新規掲載されるかたちとなり、他社から提供を受けている既存情報部分の編集はできない。また、GoogleのWeb検索結果やアドワーズ広告のアカウントとも連動しない。


関連情報

URL
  Googleローカル
  http://local.google.co.jp/local
  Googleローカルビジネスセンター
  https://www.google.com/local/add

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( 増田 覚 )
2005/11/17 16:24

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