W3Cは21日、RSS/Atomフィードの文法が正当であることを確認するためのバリデータを「W3C Feed Validation Service」として無料で公開した。
W3C Feed Validation ServiceにフィードのURLを入力するか、あるいはフィードのXMLをフォームにペーストすると、文法の問題点などを指摘してくれる。これを利用することによって、開発者は文法的により正しいフィードを書き出すための助けとなる。
このフィードバリデータはSam Ruby氏、Mark Pilgrim氏、Joseph Walton氏、Phil Ringnalda氏によって開発が進められているオープンソースプロジェクトで、すでに「feedvalidator.org」で公開されているのと同じソフトウェアだ。
W3Cは今回、feedvalidator.orgが提供しているサービスに加えて、Webサービスで使用できるようにするためのAPIを実験的に公開した。このAPIを使用すれば、自分のアプリケーションなどでフィードバリデータの各種機能を使用し、文法の正統性を高めるよう努めることができる。
関連情報
■URL
W3C Feed Validation Service(英文)
http://validator.w3.org/feed/
ニュースリリース(英文)
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-validator/2005Nov/0083
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・ 「W3C Markup Validator」がバージョンアップし、よりわかりやすく(2003/09/01)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/11/22 12:15
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