カナダのActiveStateは11月30日、スクリプティング言語のための統合開発環境「Komodo 3.5」のWindows版とLinux版を発売したと発表した。すでにMac OS X版は今月初めに発売されている。
Komodo 3.5の大きな特徴は、スクリプティング言語「Ruby」を有料の統合開発環境として初めてフルサポートしたことだ。その上、今話題のRubyによるWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」のデバッグを統合開発環境上で行なえるほか、マルチリンガルIMEをサポートしているためマルチバイト文字コードを扱える。なお、新しくサポートしたRuby以外に、Komodo 3.5はすでにPerl、Python、PHP、Tclをサポートしている。
Komodo 3.5は無料の試用期間の後、パーソナル版が29.95ドル、プロフェッショナル版が295ドルで購入できる。また、Komodo 3.xバージョンからのアップグレード価格はパーソナル版が19.95ドル、プロフェッショナル版が99.95ドルとなっている。これでWindows版、Mac OS X版、Linux版がそろったことになるが、2006年にはSolaris版も発売される予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.activestate.com/Corporate/Communications/Releases/Press1133225067.html
製品概要(英文)
http://www.activestate.com/Products/Komodo/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/12/01 14:01
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