Mozilla Firefoxを開発しているMozilla Corporationは2日、最新バージョンの「Firefox 1.5」を世に広めるための大規模なマーケティングキャンペーン「Firefox Flicks」を開始すると発表した。
Mozilla Corporationの母体であるMozilla Projectは、Firefox 1.0が発表された際に多くのユーザーのボランティアによる草の根マーケティングキャンペーン「Spread Firefox」を展開し、米New York Times紙に見開き広告を掲載するなど、成功を収めた。今回のFirefox Flicksはその時の成功体験の上に立ち、Firefoxのマーケティングサイトである「SpreadFirefox.com」を中心に新たに展開される。
キャンペーンは2つの要素で成り立っている。1つは「Firefox Flicks Testimonials」で、Firefoxを賞賛するコメントをビデオに録画し、投稿するというものだ。Spread Firefox管理人らによる審査の上、優秀者にはAmazon.comギフト券などが贈呈される。ビデオの投稿は11月29日に始まっており、2006年2月21日が締め切りとなっている。投稿されたビデオは近々「Testimonial Viewer」によってすべて見ることができるようになるという。
もう1つの要素は「Firefox Flicks Ad Contest」で、Firefoxを宣伝する30秒のCMを作成するクリエイター向けのコンテストだ。このコンテストに関する詳細も近々発表される予定だ。両方のコンテストはいずれも米国以外からのエントリーも可能で、投稿されるビデオはFirefoxの世界規模のキャンペーンに利用される。
関連情報
■URL
SpreadFirefox.com.(英文)
http://www.spreadfirefox.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.mozilla.org/press/mozilla-2005-12-2.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/12/05 12:53
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