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Movable Type 3.2の管理画面に表示されたブログガード
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ネットスターは、ブログツール「Movable Type 3.2」向けのスパム対策プラグイン「ブロガード for Movable Type」を12月7日に発売する。価格はパッケージ版の場合で月額費用が21,000円。
ブロガード for Movable Typeは、Movable Typeの最新バージョン3.2で実装されたスパム対策プラグイン機能に対応した製品。3.2ではトラックバックやコメントの即時公開や公開保留といった設定が可能になっており、公開や保留の判断基準として各種プラグインを利用できる。
Movable Type 3.2には標準プラグインとして「SpamLookup」が搭載されているが、ブロガード for Movable TypeはSpamLookupと並列して利用できる。コメントやトラックバックに含まれたURLとネットスターのデータベースを照合し、スパムと判定した場合にマイナスポイントを付与。Movable Type側では他プラグインでの判定も含め、このポイント数の大きさをしきい値として該当トラックバックやコメントの公開・保留を設定できる仕組みだ。
ネットスターのデータベースは「アダルト」「広告」など21カテゴリが用意されており、スパム判定には該当カテゴリが表示される。ネットスターのデータベース以外に、任意のURLやドメインを指定してスパム対象とできるほか、逆にスパム認定したくないURLを例外設定することも可能。また、導入前に送られたものも含め、過去にさかのぼってスパム判定を一括して行なう機能も搭載する。
ネットスターのデータベースには数万単位のブログURLが登録されており、これらデータベースはすべて目視でチェックを行なった上で登録されている。ネットスターによれば、現在のところ国内のスパムは目視の作業でほぼ網羅できており、ベイズ理論などの自動判定技術は精度の観点から採用しない方針だ。
価格は1サーバー5管理者までのパッケージ版の場合で、初期設定費用が105,000円、月額費用が21,000円。ホスティングサーバー向けに、1サーバーにつき初期設定費用が10,500円、月額3,150円のオプションプランも用意する。すでに日立製作所のBOXERBLOG、サイバーマップ・ジャパンのマピオンブログなどがブロガードの導入を検討しており、2006年には対応製品を拡大、Movable Type以外のブログや個人ユーザー向けにも展開していく予定という。
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ブログガードの設定画面
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スパムと判断した場合はカテゴリや理由を表示する
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関連情報
■URL
ネットスター
http://www.netstar-inc.com/
■関連記事
・ Movable Type 3.2日本語版が正式リリース、スパム対策を中心に機能拡充(2005/09/29)
( 甲斐祐樹 )
2005/12/07 14:47
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