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Firefox、バージョン1.5の登場でブラウザシェアを順調に伸ばす


 アクセス解析事業を行なう米Net Applicationsは7日、2005年11月時点のブラウザシェア調査の結果を発表した。Firefox 1.5の登場によって、Firefoxがシェアを順調に伸ばし続けていると報告した。

 Net Applicationsの最新データによると、2005年11月のブラウザシェアはInternet Explorerが86.08%、Firefoxが8.84%、Safariが2.78%、Netscapeが1.25%、Operaが0.53%、その他が0.43%だった。

 同社の10月時点の調査結果と比較してみると、Internet Explorerがシェアを0.44ポイント落としたのに対して、Firefoxは0.25ポイント増加、Safariも0.22ポイント増加していることがわかる。NetscapeとOperaはほとんど変化が見られず、ともに0.01ポイント減少するにとどまった。

 今回の調査結果についてNet Applicationsでは、Firefox 1.5の登場によってFirefoxが新たなユーザーを獲得していると見ており、Firefoxのブラウザシェアが10%に近づいていると予測している。この点についてNet Applicationsの上級副社長であるVince Vizzaccaro氏は「興味深いことに11月の最終週にはFirefoxは市場シェア9.09%という高さにまで上っている。このことは市場シェア10%の臨界点に潜在的には近づいていることを示唆している」とコメントしている。

 なお、4月には欧州の広告配信企業のADTECHが、欧州市場に限定した数字としてMozilla系ブラウザのシェアが合計で10%を確保したと報告している。


関連情報

URL
  Net Applications(英文)
  http://www.netapplications.com/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/12/08 11:48

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