ノルウェーのOpera Softwareは12日、同社のWebブラウザ「Opera」にブラウザがクラッシュする脆弱性が発見されたと発表した。危険度は“中”。Opera 8.xシリーズに影響があるが、最新版の「Opera 8.51」では修正されている。
発表された脆弱性は、極端に長いページタイトルの処理にエラーが発生することが原因。長すぎるタイトルのサイトをブックマークするとブラウザがクラッシュする恐れがあり、攻撃者によって悪用される可能性もあるという。
この脆弱性はWindowsのIMEを利用するユーザーのほか、Mac OS X版Operaにも影響がある。最新版にアップデートするか、「autosave.win」ファイルを削除することで脆弱性を回避できるという。
関連情報
■URL
Opera Softwareのサポート情報(英文)
http://www.opera.com/support/search/supsearch.dml?index=821
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( 鷹木 創 )
2005/12/13 13:04
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