RSS広告企業の米Pheedoは14日、RSS広告の実態について分析した2回目の「Pheedo Read」レポートを発表した。RSS広告が他の広告に比べて非常に高いクリックスルーレートを達成していることが判明したという。
レポートによると、RSSによる投稿全体が広告の場合(同社が「スタンドアローンRSS広告」と呼んでいる)のクリックスルーレートは7.99%に上った。これに対してRSSの記事の中に広告を埋め込む「インラインRSS広告」の場合、クリックスルーレートは0.85%にとどまった。
広告を入れる頻度に関しては、すべての投稿に広告を入れた場合のクリックスルーレートは1.04%だったが、2回に1回の割合では3.24%に上昇した。このほか、3回に1回では1.08%、4回に1回では0.79%、5回に1回では0.80%、6回に1回では1.64%だった。
また、クリックスルーレートが上昇する曜日も存在するという。特に火曜日、月曜日、土曜日にクリックスルーレートが高く、逆に木曜日と金曜日は低かった。
Pheedoでは、RSS広告は他の広告をに比べて優れていると主張している。大手広告配信会社のDoubleClickの調査によると、平均的なネット広告のクリックスルーレートは0.20%から1.17%だったとされるが、今回の調査ではRSS広告が最大で7.99%のクリックスルーレートを達成しているからだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.pheedo.info/archives/000283.html
■関連記事
・ 「RSSは火曜日の朝が最も読まれている」米Pheedoの調査結果(2005/07/22)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/12/15 12:22
- ページの先頭へ-
|