NTT東日本東京支店は19日、元社員の個人用PCがウイルスに感染し、法人顧客情報およびNTT東日本社員の情報がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。
同支店によれば、元社員(2004年6月退職)の自宅の個人用PCがウイルスに感染し、PC内に保管されていた在職時の業務関連ファイルが、Winnyのネットワーク上に流出した。12月8日に、NTT東日本のお客様相談センターに匿名で入ったメールにより、事態が発覚したという。
流出した情報は、法人の顧客情報が11件で、内容は法人の名称と電話番号。また、2003年頃にNTT東日本に在籍していた社員の情報179件も流出し、社員の氏名、氏名コード、所属、異動月日、通勤費に関する情報が含まれていた。
NTT東日本では、該当する顧客には16日までにお詫びと事情説明を行ない、了解を得たという。また、業務関連ファイルの社外への持ち出しは従来より禁止しているが、今回の件を受けて社員教育を一層徹底するなど、情報管理の更なる強化を図るとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/tokyo/release/2005/051219a.html
( 三柳英樹 )
2005/12/19 18:08
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