デジタルビデオレコーダ(DVR)のパイオニアで、現在ディーアンドエムホールディングスの傘下にある米ReplayTVは19日、PCで動作するDVRソフトウェアを2006年に提供する計画であると発表した。
DVRは、日本ではHDDレコーダなどと呼ばれているもの。ReplayTVは米国内でDVRのハードウェア製品とその上で動作するEPGサービスを提供しているが、現在提供しているReplayTV5500シリーズ製品の販売をもうすぐ終了。その後、PC向けにDVRソフトウェアとサービスを提供する企業へと生まれ変わることになる。なお、ReplayTVのハードウェアをすでに購入し、EPGサービスを受けている顧客に影響は出ないと同社は説明している。
ReplayTVはこの新戦略のために、PC向けテレビチューナーを開発しているHauppauge Computer Worksとの提携を発表。ReplayTVが開発したDVRソフトウェアアプリケーションをHauppaugeのテレビチューナーPCカードと同梱し、2006年中に北米市場で販売する計画だ。ReplayTVが開発する新ソフトウェアの詳細と価格は2006年に発表する。
関連情報
■URL
ReplayTVのニュースリリース(英文)
http://www.digitalnetworksna.com/About/Replaytv/press.asp?ID=613
ディーアンドエムホールディングスのニュースリリース
http://www.dm-holdings.com/jp/media/press/2005/20051219.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/12/20 11:55
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