WIDEプロジェクトと日本レジストリサービス(JPRS)は20日、Mルートサーバーの共同運用を開始すると発表した。
Mルートサーバーは、世界に13あるDNSルートサーバーの1つで、1997年からWIDEプロジェクトが運用を担当してきた。インターネットのドメイン名はルートサーバーを基点としたツリー構造になっており、もしすべてのルートサーバーがアクセス不能になればドメイン名も機能しなくなるという、重要な役割を担っている。
WIDEとJPRSでは、Mルートサーバーを共同運用することで、WIDEの先進性とJPRSの安定運用技術を組み合わせ、サーバーの安全性・安定性向上を実現し、国際的なインターネットの安定性実現に寄与する体制を強化するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.wide.ad.jp/news/press/20051220-RootDNS-j.html
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・ 【レポート】急速に進むDNSルートサーバーのAnycast化(2003/10/03)
( 三柳英樹 )
2005/12/20 13:11
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