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ニッポン放送がiTMSで“トーク”音声配信、iPodで曲間に入れてDJ番組風に


iJockey
 ニッポン放送は22日、iTunes Music Store(iTMS)を利用したiPod向けサービス「iJockey」のストアイベントを21日に開催した。

 iJockeyとは、iPodに転送した楽曲をラジオ感覚で楽しめるサービス。ニッポン放送のラジオパーソナリティーによる10秒程度のトークを収録したアルバムを購入し、このアルバムとiPod内の楽曲をシャッフル再生することで、楽曲の間にナレーションを挿入できる。ニッポン放送ではiJockeyを、パーソナリティーのトークでiPodを自分だけのオリジナルラジオにできる“言葉のふりかけ”と説明している。

 iJockeyには60〜100本程度のトークが収録されており、iTMSから1商品600円で購入できる。ファイル形式はDRM対応のAACで、ビットレートは128kbps。転送ルールなどはiTMSに準じ、iPodへの転送やCD-Rへの書き込みは無制限、他PCとは4台まで共有できる。10月11日からはニッポン放送の鈴木芳彦アナウンサーと山本まゆ子アナウンサーの、11月9日からは吉田尚記アナウンサーと元ニッポン放送アナウンサーの石川みゆきによるiJockeyが配信されている。

 iJockey用のソフト「iJockeyStudio」も無償で公開。単なるシャッフル再生の場合、楽曲やナレーションがそれぞれ連続して再生される可能性があるが、iJockeyStudioではナレーションと楽曲が交互に挿入されたプレイリストを作成でき、このプレイリストをiPodへ転送することで常に楽曲とトークを1対1で再生できる。現在のところ対応OSはMac OSのみだが、Windows版のiJockeyStudioも現在開発中だという。


Mac OS向けの「iJockey Studio」 1アルバムで100近いナレーションが収録されている

イベントの司会を務めた吉田尚記アナ
 今回アップルストア渋谷で行なわれたイベントは、このiJockeyを実際に体験する場として開催された。音楽ユニット「Swinging Popsicle」のライブ演奏の合間にiJockeyのナレーションを挿入するというもので、司会はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記が担当。イベントでも吉田アナのナレーションが使われた。

 自身もiPodを愛用しているという吉田アナは、「自分の曲だけをシャッフルプレイして物足りないことはないだろうか。そこにトークを入れたらどうなるのか、というのが今回の試み」と説明。「ラジオで自分の好きな曲が流れると、自分でiPodを選局して聴くよりも嬉しかったりする。そういうラジオの空気をiJockeyで演出できれば」と話した。

 なお、iJockeyはトークごと購入もできるが、トークごとの価格は1商品につき150円とトーク全体の1/4程度。これはiTMSのシングル最低価格が150円に設定されているためで、iJockeyの価格自体もiTMSの最低価格600円に合わせているのだという。このためニッポン放送ではiJockeyをトークごとではなくアルバムで購入するよう勧めている。

 今後はラジオのパーソナリティ以外に声優によるiJockeyも開始する予定。ほかにも国際線旅客機のフライトアテンダント、はとバスのガイド、お笑いなどのiJockeyを予定しているという。


1月中旬にはiTMSでの楽曲配信も行なうというSwinging Popsicle 実際のライブをiPodから再生したiJockeyのナレーションで演出

関連情報

URL
  ijockey
  http://www.ijockey.net/
  関連記事:ニッポン放送が考える「ラジオとブロードバンドの連動」[BroadBand Watch]
  http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/9693.html

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( 甲斐祐樹 )
2005/12/22 18:41

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