gooリサーチは26日、「生活インフラサービスの満足度調査」の結果を発表した。この調査は登録モニターとgooユーザーを対象に、10月24日から10月31日までインターネット上で実施したもの。有効回答者数は31,034名(男性44.8%、女性52.2%)となった。
調査は、エネルギー、インターネット、携帯電話、鉄道、金融機関といった生活インフラの満足度を調査。これらのうち、「総合満足度」が最も高い業種はエネルギー(電力56.1%、都市ガス56.1%)だった。インターネットは、「総合満足度」がエネルギーに次いで高い(53.6%)一方で、「継続利用意向」は調査対象業種の中で最も低く、gooリサーチでは「インターネットは、他社サービスへの転換可能性が高い業種である」と分析した。
インターネットの総合満足度をエリア別に見ると、九州・沖縄が55.3%と首位。北海道が54.9%、近畿が54.1%、関東が53.6%と続く。最下位は50.6%の東北だった。「項目別満足度」では、九州・沖縄が「料金」「割引サービス」「コンテンツ、映像、IP電話」「信頼・安心」の4つの評価項目(10項目中)でトップの評価を得た。また、中国では3項目、北海道も2項目でトップの評価を獲得した。
携帯電話の総合満足度でも、北海道が54.7%、九州・沖縄が54.1%とインターネットと同様に評価が高い結果になった。10項目の項目別満足度では、四国が「販売員の対応」「電波・エリア」「相談窓口の応対」「サポート体制・保証」の4項目で、中国が「料金」「端末のデザイン・機能・性能」「コンテンツ」「説明書などのわかりやすさ」の4項目でトップとなっている。特に、四国地方における「販売員の対応」への満足度が関東よりも10%以上高く、北海道、九州・沖縄でもトップの項目があることから、gooリサーチでは「インターネットと同様に、地方での評価が高い」と分析している。
関連情報
■URL
調査結果
http://research.goo.ne.jp/Result/000227/
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