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NTTが主導で開発した音声のロスレス圧縮方式が「MPEG-4 ALS」として標準化


説明を行なったNTTコミュニケーション科学基礎研究所の守谷健弘氏
 NTTは27日、NTTが主導で開発した音声圧縮技術が、国際標準規格「MPEG-4 ALS」として承認されたと発表した。

 MPEG-4 ALSは、音声データを完全に復元可能な形で圧縮を行なうロスレス符号化方式で、音声の編集などのプロ向けの用途や、高音質を求めるユーザー向けの用途での利用が想定される。

 MPEG-4 ALSの利用により、音声データは元のデータサイズの15〜70%程度に圧縮が可能。音声サンプリング周波数は最大192kHzで、32bitまでの各種整数PCMフォーマットに対応する。また、32bit浮動小数点フォーマットにも対応し、利用可能なチャンネル数は65,536までと、幅広いフォーマットに対応する。

 データの符号化・展開も高速に実行できるとしており、実験では30秒の音楽を展開するのに平均で2〜3秒しかかからないという。NTTでは、早ければ半年後には、一般のユーザーにも試用できる形でソフトウェアが提供できるのではないかとしている。

 今後は、MPEG-4 ALSを利用した業務用オーディオ編集ソフトや一般個人用携帯機器などの展開を見込み、NTTグループ会社内外との連携や、ライセンス提供も予定する。また、医療やセンサーデータなど、音声以外のデータ圧縮への応用も進めていく。


MPEG-4 ALSの優位性 競合技術との圧縮性能比較

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.co.jp/news/news05/0512/051227.html


( 三柳英樹 )
2005/12/27 18:27

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