マイクロソフトは6日、日本時間の11日にリリースする予定のセキュリティ修正プログラム(パッチ)の事前情報を公開した。Windowsに影響がある1件のパッチ、OfficeおよびExchangeに影響を及ぼす1件のパッチを配布する予定だ。深刻度はともに、4段階中で最も高い“緊急”。適用後には再起動が必要となる。
セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムもリリースする。Windows Update およびSoftware Update Servicesで1件、Microsoft UpdateおよびWindows Server Update Servicesで3件リリースする。
このほか、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」もバージョンアップし、Windows Update、Microsoft Update、Windows Server Update Services、同社サイトのダウンロードセンターを通じて提供する。同ツールはSoftware Update Servicesでは配布されないので注意が必要だ。
なお、当初11日にリリースすると発表していた「Windowsメタファイルの脆弱性」に対するセキュリティ修正パッチについては、予定を早めて6日に「MS06-001」として公開された。
[追記]
11日の月例アップデートでは“緊急”のパッチ2件がリリースされるが、そのうちWindowsのパッチ1件は、MS06-001とは別のものとなるので注意が必要だ。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
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( 増田 覚 )
2006/01/06 13:12
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