日本レジストリサービス(JPRS)は12日、ドメイン名乗っ取りなどに利用される危険性の高い、不適切なDNSサーバー設定の削除措置を開始したと発表した。
この措置は、JPRSが管理する.jpドメイン名について、登録されているDNSサーバーが存在しないものになっている場合に、その情報を削除するというもの。登録されているDNSサーバーが既に存在しないドメイン名となっている場合、第三者がそのドメイン名を取得し、本来のWebサーバーとは別のWebサーバーに誘導するといった悪用をされる危険がある。
JPRSでは1月12日に初の削除措置を実施し、今後は毎月27日に削除措置を実施する予定。今回の措置で何件のDNSサーバー設定が削除されたかについては公表していない。JPRSではドメイン名の登録者に対して、DNSサーバーの設定を日常的に確認するよう呼びかけている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://jprs.co.jp/topics/060112.html
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・ JPRS、ドメイン名乗っ取りなどを防ぐため不適切なDNS情報の削除措置を実施(2005/12/05)
( 三柳英樹 )
2006/01/13 18:42
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