Googleは17日、Webメール「Gmail」に削除ボタンを追加したと発表した。削除ボタンをクリックするとメッセージをごみ箱(Trash)に送ることができる。なお、編集部で確認したところ、18日時点では国内のGmailアカウントで削除ボタンを確認できなかった。
Gmailの容量は2GB以上。そのため、これまでもプルダウンメニューからメッセージをごみ箱に送信できたが、Googleでは送受信したメッセージのアーカイブを薦めていた。今回、削除ボタンの操作でも、メッセージをごみ箱に送信できるようになった。ごみ箱に入ったメッセージは、その30日後に永久に削除されるという。
Googleでは「重要ではないメールを削除することは、ストレージの容量を確保するためには有効な手段だ」としつつも、「将来的にメッセージを必要とする場合は、Gmailのアーカイブを推奨する」と指摘。アーカイブボタンをクリックすると、該当するメッセージが受信ボックスから「All Mail」フォルダに移動するため、「新しいメールが受信ボックスに入ってきても混乱しないし、今から6年後に必要になったとしても見つけることができる」としている。
関連情報
■URL
Gmailの新機能(英文)
http://gmail.google.com/gmail/help/about_whatsnew.html
I'm not sure if I Should archive or delete.(英文)
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=32608&hl=en
■関連記事
・ 米Google、海外の携帯向けに「Gmail Mobile」(2005/12/16)
( 鷹木 創 )
2006/01/18 20:23
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