Googleのような超有名サイトであっても、アドレスバーに直接URLを入力するのではなく、サーチエンジンで検索する人が多数存在することが、米Nielsen//NetRatingsが18日に発表した最新調査結果によって明らかになった。
2005年11月に最も多く検索された語句は、トップが「ebay」の1,390万リクエスト、2位が「google」の1,330万リクエスト、3位が「yahoo」の800万リクエストと続く。興味深いことに上位10語のうち5語はサーチエンジンの名前だった。これは、Web利用者が1つのサーチエンジンだけを利用し続けるわけではないという最近の主張を裏付けている。
上位10語のうちその他の語句は、大手スーパーマーケットの「walmart」、地図情報サイトの「mapquest」などいずれもサービスを提供するタイプのサイトだった。いずれにせよ、上位10語すべてに共通したのはそれがWebサイトの名前だったことだ。サイトの名前以外で最上位は、23位にやっと登場した「weather(天気)」だった。
調査結果についてNielsen//NetRatingsのチーフアナリストであるKen Cassar氏は「WebサイトのURLをブラウザのアドレスバーに入れる代わりにサーチエンジンに入力するインターネット検索者には、2つのタイプがある。両者の違いを理解できないほど経験がない人たちと、あまりにも経験がありすぎてインターネットのポータルとしてサーチエンジンを使うことが習慣化している人たちだ」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_060118.pdf
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/01/19 12:18
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