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総務省、高速PLC設備における許容値と測定法に関する審議を開始


高速PLCの利用イメージと周波数帯について
 総務省は23日、「高速電力線搬送通信設備に係る許容値及び測定法」について情報通信審議会情報通信技術分科会で審議を開始すると発表した。

 審議が開始されるのは、諮問第3号「国際無線障害特別委員会(CISPR)の諸規格について」のうち、「高速電力線搬送通信設備に係る許容値及び測定法」に関するもの。総務省では、2~30MHzの帯域を利用した高速電力線搬送通信(高速PLC)に対する要望があることから、2005年1月から12月にかけて「高速電力線搬送通信に関する研究会」を開催。高速PLCと2~30MHzの帯域の無線利用との共存条件に関する検討を行なっていた。

 総務省では、同研究会の結果を踏まえて、屋内の電力線に同周波数帯域の高周波電流を重畳して通信を行なう高速PLC設備に関する許容値および測定法について、CISPR委員会で審議していく。なお、同省では2006年5月頃に答申を希望するとしている。


関連情報

URL
  報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060123_1.html

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( 村松健至 )
2006/01/23 18:25

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