|
「Global Phishing and Crimeware Threat Map」の画面
|
米Websenseは23日、インターネット上の脅威情報を世界地図で表示する「Global Phishing and Crimeware Threat Map」を公開した。
Global Phishing and Crimeware Threat Mapは、Websenseのセキュリティラボが収集した最新のデータを公表するとともに、フィッシングサイトおよびクライムウェア(スパイウェアなどの犯罪に用いられるソフトウェア)関連のサイトのホスティング先を分析し、その割合を世界地図の形で表示する。
地図のデータはWebsenseが有害サイトを発見してから約15分で更新され、過去1週間~1年の範囲でどの国に有害サイトがホスティングされている割合が高いかを確認できる。地図はWebsenseセキュリティラボのサイトで提供するほか、フィッシング対策組織のAPWG(Anti-phishing Working Group)のサイトでも提供する。
Websenseのセキュリティおよびテクノロジー研究部門のシニアディレクターであるDan Hubbard氏は、「1年にも満たない期間で、フィッシングの技術は仲間内で技術を誇示する段階から完全なコンピュータ犯罪にまで進化した。Websenseは、新しいクライムウェアの技術を発見するたびに危険なサイトへのアクセスを自動的に遮断し、悪質なコードが実行されないように迅速にユーザーを保護している」とコメントしている。また、Websenseセキュリティラボでは、セキュリティ調査の最新トピックに関するブログも開始した。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.websense.com/global/en/PressRoom/PressReleases/PressReleaseDetail/index.php?Release=0601231120
Global Phishing and Crimeware Threat Map(英文)
http://www.websensesecuritylabs.com/charts/threatmap.php
Websense Security Labs Blog(英文)
http://www.websensesecuritylabs.com/blog/
Anti-phishing Working Group(英文)
http://www.antiphishing.org/
■関連記事
・ 「無料ホスティングがクラッカーの隠れ家になっている」米Websenseが警告(2005/07/26)
( 三柳英樹 )
2006/01/24 14:05
- ページの先頭へ-
|