USBメモリで持ち運び、外出先でも同じ設定で使える「Portable Sleipnir」

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USBメモリで持ち運び、外出先でも同じ設定で使える「Portable Sleipnir」

Portable Sleipnir

　フェンリルは1日、タブブラウザ「Sleipnir」を同じ設定で複数の環境で利用できる「Portable Sleipnir」をリリースした。カスタマイズしたSleipnirやお気に入りを外部メモリに保存して持ち運ぶことが可能だ。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。

　Portable Sleipnirを展開したフォルダをUSBメモリなどの外部メモリにコピーすることで、自宅や勤務先などのPCで同じ設定のSleipnirを使用できる。インストール後のサイズは約3.4MBで、個人設定を含めても約5MB程度。すべてのプラグインを圧縮してファイル容量を縮小しているほか、アドレスバーや検索バーなどへの履歴を削除するなど、持ち歩くことを想定した機能を備える。

　基本的な機能はSleipnir 2.3と同等で、対応言語は日本語、英語、中国語（簡体字）の3言語。だだし、Faviconの取得・保存やGeckoエンジンの利用は不可能だ。また、デフォルトでは通常のSleipnirに含まれるスタイルシート（sample.css）が含まれていないほか、Bookmarklet、クリップボードのコピーなどのスクリプトも含まれていない。これらの機能を利用する場合はユーザーが追加する必要がある。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.fenrir.co.jp/press/20060201.html
　 Sleipnir公式ページ
　 http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/

■関連記事
・「Sleipnir 2.3」公開、中国語対応やお気に入り機能の強化など（2006/01/25）

（増田覚）
2006/02/01 12:50

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