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イー・アクセスが第3四半期の業績概要を発表、ADSL加入者数が回復傾向に


 イー・アクセスは7日、2006年3月期第3四半期における財務・業績の概況を公表した。2005年4月1日から12月31日までの連結経営成績は、売上高が455億円、営業利益が61億7,200万円、経常利益が47億1,700万円で、四半期の純利益は32億7,400万円となった。

 主力のADSL事業の2005年12月末における加入者数は189.5万件で、四半期では2.5万件の純増。前四半期の純増0.3万件から回復し、第1四半期の1.7万件を超える伸びを示した。ISP事業「AOL」の加入者総数は28万件で、前四半期から0.9万件の減少となった。

 イー・アクセスでは、国内でFTTHの普及が進みつつあるものの、既存の電話回線を利用したDSLは導入が容易であり、基本的な接続スピードの高速性や低価格性が好評なことから依然としてブロードバンド市場の牽引役であると指摘。ADSLのホールセールおよびAOLブランドのISP事業で順調に利益が増加しているとした。

 モバイル事業は2005年11月に事業免許の認可を受けているが、現在は実証実験や研究開発、サービス化に向けた準備が主な活動のために売上高はない。モバイル事業における第3四半期の営業費用と営業損失はともに14億2,800万円となった。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.eaccess.net/press_img/3892_pdf.pdf

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( 甲斐祐樹 )
2006/02/07 16:56

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