米Googleは6日、インスタントメッセージング(IM)サービス「Google Talk」の機能を、Webメールサービス「Gmail」に組み込む方針であることを公表した。機能は数週間以内に提供する予定で、Gmailの画面から直接Google Talkが利用可能となる。
Google TalkはIMとインターネット電話を提供するサービスで、利用するには専用ソフトウェアのインストールを必要としていた。今回、WebメールサービスのGmailにGoogle Talkの機能を組み込むことで、WebブラウザからGoogle Talkの利用を可能とする。
公表されたサービス概要によれば、Gmailの画面左に「Quick Contacts」欄が追加され、ここにユーザーリストやオンライン状態などが表示される。ユーザーリストからIMまたはメールの送信が選択でき、IMの場合にはポップアップウィンドウでメッセージのやりとりが可能になる。また、IMの履歴をGmailに保存することもできる。
現時点では、Windows版のInternet Explorer 6.0以降またはFirefox 1.0以降で利用可能で、今後はその他のプラットフォームやWebブラウザにも対応していく予定としている。
関連情報
■URL
Gmailのチャット機能に関するヘルプ(英文)
http://mail.google.com/mail/help/chat.html
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・ 米Google、インスタントメッセンジャー「Google Talk」公開(2005/08/24)
( 三柳英樹 )
2006/02/07 19:24
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