米国ではインターネット利用者数がそれほど増えていないにもかかわらず、サーチエンジンの利用が大幅に増加しているとの調査結果を、米Nielsen//NetRatings社が9日、発表した。
調査によると、2004年12月から2005年12月までの1年間に米国のインターネット利用者数はわずか3%増加しただけだったが、サーチエンジンで行なわれた検索数は33億回から51億回へと55%も増加していた。インターネット利用者がますますサーチエンジンを利用する機会を増やしていることを示している。
サーチエンジンのシェアでは、Googleが43.1%から48.8%へと5.7ポイントの増加を示した。それに対して2位のYahoo!は0.3ポイント減少、3位のMSNも3.1ポイント減少した。
それぞれのサーチエンジンの検索数を見てみると、Googleは75%増加、Yahoo!は53%増加、MSNは20%の増加となっている。ここでもGoogleの検索数が大幅に増え、25億回近くも検索されていた。
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■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_060209.pdf
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/02/10 14:04
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