ライブドアマーケティングは13日、一部報道で「ライブドアマーケティングがセシール株売却を検討している」と報じられた件に対して、「現時点で決定した事実はない」とするコメントを発表した。
ロイターなどの報道機関では10日、ライブドアマーケティングの経営諮問委員会発足を発表した記者会見で、同社の穂谷野智代表取締役社長がセシール株について「場合によっては売却、換金の可能性もある」と述べたと報じた。
これに対してライブドアマーケティングでは、「今般刑事告発された事態を厳粛に受け止め、投資等を含む重要な経営課題については様々な点で対応を検討してまいりますが、現時点で決定した事実はございません」とコメント。「経営諮問委員会により、外部有識者から監督・指導をいただきつつ、適法かつ適正な経営判断を図っていく所存でございます」と述べている。
また、セシールでは「ライブドアマーケティングのコメントは承知している」と述べた上で、「(セシールが)ライブドアグループから抜けることは現時点で考えていない」とコメントした。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://ldm.livedoor.jp/ir_info/ir_pdf_2006/LDMrelease20060213.pdf
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( 鷹木 創 )
2006/02/13 17:37
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