仏FrSIRTは13日、Internet Explorer(IE)にドラッグ&ドロップに関する脆弱性があると公表した。最新版のIE 6.0 SP2にも影響があり、FrSIRTでは脆弱性の危険度を4段階中3番目に高い“Moderate Risk”と判定している。
この脆弱性については、米Microsoft Security Response Centerの公式ブログでも言及されている。ブログの記事によれば、この問題はIEからフォルダウィンドウにドラッグ&ドロップを行なった際に発生するもので、過去に修正されたドラッグ&ドロップの脆弱性とは異なり、特定のタイミングで操作を行なった場合のみに発生するという。
Microsoft Security Response Centerではこの問題について、危険度の点などから判断して、次期Service Packで対処する予定だとしている。
関連情報
■URL
FrSIRTによる脆弱性情報(英文)
http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/0553
Microsoft Security Response Center公式ブログの記事(英文)
http://blogs.technet.com/msrc/archive/2006/02/13/419439.aspx
( 三柳英樹 )
2006/02/14 14:56
- ページの先頭へ-
|