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カテゴリ内の検索結果がすべて同一ドメインの場合は、該当カテゴリが赤い丸で記される
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豪MooterMedia社のインターネット検索技術の日本語版開発を行なうムーターは14日、Web検索サイト「Mooter」を開設した。ロボット検索による検索結果のリストとともに、検索結果に含まれる情報を仕分けしたカテゴリを表示するのが特徴だ。
検索方法は「Mooter検索」と「Star Burst検索」の2種類を用意。Mooter検索では検索結果画面の上部にカテゴリを表示し、Star Burst検索ではスター型にカテゴリを表示する。たとえば「アップル」と検索すると、「コンピュータ社」や「ストア」、「自動車」(中古車販売を示す)などのカテゴリが現われる仕組みだ。
カテゴリ検索については、検索結果から抽出したキーワードの情報量や単語の重みを判定して仕分けを行なうアルゴリズムでMooterMediaが開発した「Sufix Tree Clustering Algorithm」を採用。またロボット検索は、Yahoo!が導入する米Inktomiのアルゴリズムを採用した。そのほか検索結果画面の右ペインには、Overtureによる検索連動型広告「スポンサードサーチ」が表示される。
現在自社サイト上でMooterを公開しているが、今後はISPやメディアなどに検索エンジンを提供する考えだ。また「サイト内検索や社内ドキュメント検索などの分野にもMooterの仕分け技術を提供したい」としている。
関連情報
■URL
ムーター
http://www.mooter.co.jp/
( 増田 覚 )
2006/02/16 13:49
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