ライブドアは16日、堀江貴文前社長らを起訴した東京地方検察庁の起訴状の一部を公開した。
公開されたのは、東京地方裁判所から届いた起訴状のうち公訴事実に関する部分。それによれば、罰条は証券取引法第197条第1項第7号、第158条、第207条第1項第1号、刑法第60条で、いわゆる「風説の流布」や「偽計取引」に関する証券取引法違反の容疑で起訴されている。
公訴事実では、マネーライフ社買収やライブドアの株式100分割などに触れ、ライブドアマーケティングとマネーライフ社の株式交換は、「マネーライフ社の企業価値を大幅に超える株数のライブドアマーケティング株式の発行を実質的にライブドアに受けさせるため、マネーライフ社の企業価値をあえて過大に評価して決めるなどしたものであった」などと断じた。さらに、ライブドアマーケティングの2005年第3四半期の売上高において虚偽の事実を公表したとも指摘している。
関連情報
■URL
証券取引法違反容疑による起訴に関するお知らせ(PDF)
http://finance.livedoor.com/img/ir/4753/file/2006.2.16.pdf
関連記事:本誌記事で振り返る、ライブドア強制捜査から堀江前社長起訴までの流れ
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/02/13/
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・ ライブドア堀江貴文前社長ら、証券取引法違反の罪で東京地裁に起訴(2006/02/13)
( 鷹木 創 )
2006/02/16 22:40
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