フィンランドのF-Secureは17日、Mac OS Xをターゲットとするウイルス「OSX/Inqtana.A」を確認したと発表した。同社の公式ブログの中で明らかにした。
Inqtana.Aは、Mac OS XのBluetoothの脆弱性を利用し、感染を広げようとするウイルス。この脆弱性については2005年にセキュリティ修正パッチが公開されており、修正済みのMac OS Xには感染しない。
F-Secureでは、Inqtana.Aは一般には広まっておらず、2月24日に期限切れとなるBluetoothのライブラリを利用しているため、大きな脅威とはならないだろうとしている。
関連情報
■URL
F-Secure公式ブログの記事(英文)
http://www.f-secure.com/weblog/archives/archive-022006.html#00000817
F-Secureによるウイルス情報(英文)
http://www.f-secure.com/v-descs/inqtana_a.shtml
シマンテックによるウイルス情報(英文)
http://www.symantec.com/avcenter/venc/data/osx.inqtana.a.html
トレントマイクロによるウイルス情報(英文)
http://www.trendmicro.com/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=OSX%5FINQTANA%2EA
■関連記事
・ Mac OS Xをターゲットにした“初”のウイルス「Leap.A」(2006/02/17)
( 三柳英樹 )
2006/02/20 14:51
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