米Googleは17日、インデックスしているURLと検索クエリの提供を求める米司法省からの召喚状に反論する文書を公表した。
Googleはその前文において、「Googleのユーザーが検索ボックスに検索クエリを入力するとき、適切な検索結果が返ってくることを信じているだけでなく、Googleがユーザーのプライバシーを保護することも信じている」とコメント。検索クエリなどのデータを提供するよう求める政府の要求は、Googleに対する信用を低下させると主張している。
もちろんGoogleでも、未成年者に有害な情報がインターネット上で入手可能な状態にあることについては懸念しているが、そのことと、政府の要求を受け入れるかどうかとは関係ないという。
また、提供を要求されているデータは、政府がフィルタリングや法律の効果を判断する上で役には立たないとする一方で、Googleの企業秘密を公表することになると説明。司法省の召喚状は、不当な負担をGoogleに課すものだとして、裁判所に対して政府の要求を退けるよう求めている。
関連情報
■URL
Google公式ブログに掲載された発表文(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2006/02/response-to-doj-motion.html
( 永沢 茂 )
2006/02/20 19:21
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